やりたい仕事を支える仕事
シンクタンクの仕事はそれはそれで面白い仕事でした。
でもイラストの仕事をやり始めた私は最初、それ一本で生活できることが
成功だと思っていました。
だからシンクタンク後に勤めたコンサルティング会社でもその気持ちのくすぶりは
消えませんでした。そこで1年9カ月勤めた後、契約更新とならなかったので
イラスト一本でやっていく準備もままならないままフリーランスになりました。
イラストレーターです、と言ってそれだけが収入源ではないと知ると
なんだ副業なんだね、という人もいる。プロではないという人もいます。
その人その人の定義があるのでしょうが、大企業に勤めていても
何が起こるかわからない今の世の中で、一つの職だけというのはリスクが大きいかもしれない。
兼業を重ねてきて考え方も変わってきました。
今もフリーランスとして活動していますが、それなりに企業で働いてきた経験を
生かして収入が得られるのであれば、それもまた賢明で大事なリスクヘッジだなぁと思います。
若さや無理が利いた二十代ならまだしも、経験値を上げて体力の限界もしりつつある
四十代にもなればおのずと戦略も変わってくるもんですねぇ。
